2019.10.5 関東ふれあいの道絶景スポット拡張(東京グリーンシップアクションwith丸紅(株))
企業の参加者64名、ボランティア含めて運営スタッフ30余名という大人数の活動。先日作った関東ふれあいの道の絶景スポットを拡張、作業道を接続という大改修が行われました。
関東ふれあいの道絶景スポット拡張
いつもの様にミーティングを済ましたら、貸出機材・装備の準備にかかります。今回は64名分ということ。いつもより多めですね。


丸紅の皆さんが集まると、開会式が行われ、各団体の代表より挨拶がありました。

今回はお子さんたちも含めて64名という大人数。全体を7班に分けて、班ごとに作業道延伸作業、ベンチづくり、絶景スポット除伐作業に分かれての活動となりました。
開会式が終わるとバス3台に分乗して出発です。

中間地点にて
今回は(今回も?)標高820mの関東ふれあいの道まで登ります。途中の少し開けたところで小休憩取りつつ、森の話や生き物の話がありました。
自然と人間が共存していくために必要なことは...奥の深いテーマです。
その間、私たちは装備の準備をします。
そして記念写真をパチリ。
装備配付後、またまた出発。活動場所を目指します。
活動場所にて
活動場所で里仁会の方の間伐デモンストレーションを見学。伐倒した木はベンチの材料になります。
その後、お弁当を食べて各班に分かれて活動です。
ベンチづくり
お子さんの多い班はベンチ作りを担当。
デモンストレーションで倒した木を玉切りして、皮をむいて、長さを合わせて、鎹(かすがい)で打ち付けたら出来上がり。
まさに「子は鎹」(笑)
絶景スポット除伐作業
絶景スポットというのは、ここ。
もう少し見晴らしをよくしようということで、雑木林の除伐です。
うっそうと茂った木を倒して切り開いていきます。
直径7cm~15cmくらいで、ほとんどが広葉樹ですね。
時間いっぱいまで粘った結果...

かなり視界が開けました。秋になると、手前の広葉樹が紅葉してきれいでしょうね。インスタ映えしますよ。
場所はここです!
関東ふれあいの道、山草のみちの途中です。いい写真撮れたら送ってください。当ホームページで紹介させていただきます。

関東ふれあいの道というのは、関東地方1都6県が整備している自然歩道のことです。総延長は1,799km。首都圏自然歩道とも言われています。
ハイキング愛好家には有名ですね。
山草のみちについてはこちらをご参照ください。
作業道延伸作業
三つ目のグループは作業道の延伸。5月のグリーンシップアクションで作った道をさらに伸ばして、関東ふれあいの道に接続します。
5月のグリーンシップアクションについてはこちら
このグループは、途中間伐をして丸太をつくったり、
土留めを置いて杭を打ったり、
と、一番大変だったようです。その代わり、最高のご褒美。

看板に名入れをしたのもこのグループでした。
下山
午後二時半ころ3グループ合流して下山開始。新しい道を通って帰ります。

中継地点まで戻り、装備の回収と手入れの方法を指導。バスに乗って拠点まで戻りました。
閉会式
拠点に戻り、閉会式。

皆さんやり切った満足感で、すがすがしい笑顔です。
子どもたちには、じゃんけん大会でお土産付き。

そして、丸紅の皆さんは懇親会に突入。木工教室と川の生物の観察会も開かれました。
その間、私は、ふれあいの森道具管理部会副部会長と一緒に、チェーンソーの目立てを習っていました。

チェーンソーの目立てができる人は少なくなっているそうです。チェーンソーの刃はきちんと手入れをすれば長く使えます。手入れを怠ると、一回使うごとに切れ味が悪くなり、まだ使えるはずなのに刃を交換してしまったり。
もったいないですね。
そして、目立て完了。
翌日の柚子園の整備では素晴らしい切れ味を発揮してくれました。
目立てが終わって会場に戻ると、会はお開き直前でした。

丸紅の皆さん、お疲れ様でした。
また来年もよろしくお願いいたします!