2020.2.15 蝋梅の香りと柚子剪定(自主)
朝から快晴の2月15日、ゆず畑の施肥とゆずの剪定が行われました。
柚子剪定と施肥
今回は自主活動として、活動拠点そばの柚子畑の整備に向かいました。
いつも通りに駅前集合、分乗して活動拠点へ...ですが、私は一足先に自転車で拠点へ。
皆さんが到着するまでお留守番。機材を出しておこうかと思ったのですが、何を使うかわからず。とりあえずヘルメットだけ出しておきました。間伐用の機材ならわかるんですけどね。
8時半回って皆さん到着。今回は、腰鋸、唐鍬、安全帯、そして背負子。いつもより軽装です。
装備を出したら出発!
鶏糞担いでいざ入山!
ゆず畑の入り口に到着。
ここはちょっとした休憩所になっています。
道沿いに行くと常盤林道ヒルクライムコース。毎年5月の最終日曜日、自転車のレースが行われています。
練習がてらにちょいっと立ち寄ってはいかがですか?
ちなみに、このコースのゴールから2~2.5km付近...
こんな石やら...
こんな木やら...
台風19号の爪痕でしょうか。サイクリングの際はお気を付けください。
この日は2月10日でしたが、少しだけ雪も残ってました。
さて、ゆずの施肥と剪定ですが、休憩所前で肥料を小分けにして参加者で分担します。
背負子はこれに使うわけです。合計75kgの鶏糞です。
全部背負ったらいよいよゆず畑へ!!
こちらはゆず畑に隣接する杉林の持ち主。昨年、チェーンソーの練習で杉を5本ほど切らせていただきました。今回はその時切った丸太を持ち帰るのもミッションの一つ。「では行ってきまーす!」
道中にて
入り口は明るい道。
蝋梅が甘い香りを漂わせています。
道はどんどん狭く険しくなり...
背負った荷物がじわじわと体力を奪います。
たまらず休憩。
ゆず畑までもう少しです。
そして...開けました! 目の前はゆず畑。足元には丸太がゴロゴロ。帰りにこれを持って下山します。
作業開始
ゆず畑に入り、とりあえず荷物を下ろせる場所を探します。
この前作った道。土留めがだいぶ朽ちてきていますねぇ。
あ、これは...
鹿の忘れ物(笑) 低いゆずの葉は食べられていました。
ゆず畑の真ん中あたりに陣取って荷物を下ろします。とりあえず一服~。
と雑談している面々。その傍ら...
黙々と作業をする人たち。
少しして、休憩隊も作業に入りました。
柚子の木には鋭い棘があります。うかつに木の中に入っていくと、四方八方から串刺しに。
また、足場が不安定になりがちです。安全帯も活用しながら作業は進んでいきます。
ひと段落したところで休憩。お昼休み。
いつもの山奥もいいけど、こんな開けた斜面もいいですね。
さて作業再開。
残っていた柚子を収穫するNさん。
今年はほとんど霜が降りなかったので、比較的いい状態で実が残っています。
こんな柚子の木がありました。
倒れた木から上に向かって枝葉が茂っています。木の生命力はすごいですね。この木にも実がなるかもということで、収穫しやすいように上に伸びた枝をロープで横に誘引します。
手持ちのロープは一本。誘引したい枝は二本。周囲の枝の状況を確認しながら、ロープの張りを調整して四本の枝を連結。うまい具合に誘引することができました。
そして近くの木には...
これ...何に使ったのでしょう...。
深く考えない方がいいですね(笑)
そして、75本の柚子の木の剪定と、75kgの鶏糞の施肥が終わり、一同下山。
頼まれていた丸太を担いで帰りました。
紅梅蝋梅白梅
休憩所まで戻ると、きれいに束ねられた蝋梅と紅梅の枝。休憩所のところで見送っていただいた後用意してくれたんですね。素敵なお土産です。ありがとうございました!
いただいた枝はこんな感じ。
白梅はゆず畑に生えていたものを選定した枝です。よい香りを楽しませていただきました。