2021.12.5 柚子収穫 不作と思いきや…

お楽しみのゆず収穫です。前回偵察時はそれほど実がなっていないとのことでしたが...

柚子収穫 不作と思いきや…

こちらは、ふれあいの森の拠点。朝8時30分頃です。昨夜は結構冷え込んでましたが...

砂利の間で落ち葉に霜がついていますね。

裏手には...

氷が張っていました。

雨どいからつらら!

になりかけの水滴(笑)

もう冬ですね。

冬季は路面凍結のため環境保全地域に入っていけなくなるので活動休止になります。今年度の活動もあとわずか。

思えばコロナ禍で思うように活動できない2年間でした。

そんなこと考えながら物思いにふけっていると、東青梅駅から皆さんが到着しました。

黄色い山の正体は!?

待ちに待った柚子の収穫の日ということなのか、いつになく生き生きとしているような。

ささっと準備して、朝の陽射しの中ミーティング。

ことにのゆずは実が少ないけど、頑張りましょー!

元気に(若干名へばってましたが)ゆず山へ向かいました。

山に入ってすぐのあたり。

前回道を直したところですね。

奥の方に杭と丸太二本が見えます。

歩いてみると...素晴らしい!

歩きやすいだけじゃなく、がけっぷちでも安心感があります。

ずんずん登っていきます。これは炭次郎岩。

おっと、滑った?

この辺は落葉広葉樹が多く、落ち葉で滑りやすくなっています。お気をつけて!

葉の形や性質で木を分類する方法があります。
葉が平たい形をしているものを広葉樹、尖った針のような形をしているものを針葉樹と言います。
広葉樹の中でも秋に葉を落とすのを落葉広葉樹、葉が緑のまま落ちないのが常緑広葉樹(照葉樹)です。針葉樹は葉を落とさないものが多いのですが、カラマツ、メタセコイアなどは落葉します。ちなみにイチョウは進化の過程で葉が広がったと言われており、落葉針葉樹に分類されます。

ようやく柚子畑が見えてきました。

黄色く色づいたゆずの木!

と思って近づいてみると。

黄色くなった葉っぱ...ゆずの実は何処?

とりあえず一休みしましょうか。

収穫スタート

でも、よ~く見ると、去年より数は少ないですが大きい実がなってますね。特に、日当たりのいい東側に多いようです。

「目標、東側の大きいやつ!」「ラジャー!」

収穫スタートです。

大分集まったかな?

意外と収穫できています。このまま収穫を続けると拠点までおろせなくなりそうなので、溜まった分だけ先に降ろすことになりました。

事務長+1名で籠担いで拠点まで往復します。

「ちゃんと働けよ~(笑)」と言い残し、柚子を担いで山を下る事務長。

背負籠二つに満載のゆずを拠点においてゆず畑に戻る途中。

沢に沿って作業道があるのですが、今日の沢はこんな感じ。

登っていくとこんな感じ。

ちょろちょろと流れています。

で、この沢のスタート地点はどうなっているかと言うと...

ここがスタート地点です。水はどこから来るのかな?

雨が降っていないのに水が流れるって、不思議に思いませんか?
これは、山にしみこんだ水が少しずつしみだして沢の流れを作っているということなんです。山は天然の貯水池。そして、ここが川の流れの起点。
もし、山から貯水機能を奪ってしまったら?
地面に落ちた雨水は一気に川に集まって下流に大水害が頻発...ということになります。山の環境をいい状態に保つのは、そういう意味でも重要なんです。

そして、事務長の帰還。

「おーい、ちゃんと働いてたかぁ~」

ヤバッ! これだけ?

いえいえ、皆さんの手元の袋にはたくさんのゆずが入ってます。籠が戻ってくるまで待っていたんです。

柚子を籠に集めたらかなりの量になりました。

ということでお昼休み。

さぁ午後の部スタート。残り時間わずか。倍速収穫!

背負籠2つ満載の上、それぞれのリュックに柚子を詰め込んで下山になりました。

途中、階段を一か所補修。

このくらいはあっという間です。

種分け&お持ち帰り

拠点に戻って、柚子の種分け。

夢中になってたら写真を撮り忘れました。

気が付けば分配終了。

今年のゆずは去年ほどの豊作ではないものの、大きいものがたくさん獲れました。数が少ない分栄養がいきわたったのかもしれませんね。

お疲れさまでした!

次回も柚子狩りです! 不作に見えてまだまだ柚子は残っているんですよ~

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