2020.8.15 Exiciting Precipice !(定例)

8月15日の定例活動。お盆ということもあって参加者は4人。再び急斜面に向かうことに...

Exiciting Precipice !

いつも通り拠点に集合。資器材を準備して入山口まで移動します。

今回の活動経路は...

前回と同じ道を通って急斜面を目指します。ということで、レポートも早回しでお送りします。

リンドウ坂の休憩場所。ソーシャルディスタンスを保ちながらしばし談笑。

こんな草を発見。ヤブレガサと言っていましたが、マムシグサにも似てますね。

保全看板の広場で休憩。

キセルをふかす会長。さまになってますね~

さてさて、斜面に到着。

前回より土は乾いていて滑りにくくはなっているものの、この急斜面での足場の悪さ。しかも枝打ちしていないヒノキの枝や広葉樹林から伸びたツルが絡み合い、伐倒の障害となっています。

知恵を絞りながらいろいろな技が繰り出されました。

枝打ちされていない対象木へのロープ掛け

せーの
「ビュン!」
成功!

細いロープの先端にシャックルがついています。これを投げて枝にかけて下ろしたところにロープを接続。

そういえば前回思いついたこの方法ですが...

公園で試してみた結果、手で投げても同じ距離飛びました(笑)
先端の重さとつなげるロープの軽さが問題だったみたいです。

足場の確保

引く方向に足場が確保できないので、滑車を複数使って足場のある方向へロープを誘導。

滑車の付け替え

奥は広葉樹林です

掛り木前提で伐倒し、滑車を付け替えて違う方向へ引き倒すという二段構え。当然、計算済みです。

そして昼食後も同じ場所で作業を継続。

上の写真見ていただくとわかりますが、針葉樹は重力に沿って、広葉樹は地面に垂直に伸びていくようですね。

なので、広葉樹林の方向に倒すと、広葉樹の枝に乗っかって万事休すとなります。倒れかけの不安定な状態で放置することはできないので、乗っかられた広葉樹も伐倒するしかなくなります。

スリリングかつエキサイティングな活動日でした!

くたくたになって帰る途中、

ツルリンドウが咲いていました。

入山口のそばには百合の花。

ウバユリでしょうか。
花が満開になる頃には葉が枯れてくることが多いため、「葉がない」→「歯がない」ということで「姥(うば)」ゆりと名付けられたといわれています。

花たちに癒されながら帰路につきましたとさ。

おまけ

ところで、カラビナを投げている写真。

ヘルメットにバンドのようなものついているのに気づきましたか?

100均で売っていたフェイスシールドをヘルメットに取り付けられるように加工しました。

飛沫防止効果があると言われていますが、それよりも、枯れ葉や小枝避けにちょうどよさそうです。上を向いて作業をすると枯れ葉がばらばら落ちてくることあるんですが、見事にはじいてくれました。

ただ、いい加減な加工だったので途中で破損。

改めて作り直しました。

骨組みを3Dプリンタで作って、シールド部分はB5の硬質カードケースで作成。

上手くできました。3Dプリンタ用のデータが欲しい方はご連絡ください。

安全基準を満たしているものではありませんので、あくまで飛沫防止&ごみ避け用途です。

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