2019.8.10 里山へGO! 山草の道にベンチを作るぞ!

8月10日に行われた「里山へGO!」。今回は標高820mの関東ふれあいの道(山草の道)の近くで行われました。間伐した木を使ってベンチ作りと階段補修です。

里山へGO!とは

美しい田園風景や、ホタルに会える清流など、里山は訪れるだけでも魅力的な場所です。
でも、里山を一番楽しむ方法は、里山の営みに加わること。里山の手入れをし、育て、四季の彩りを楽しむ。里山を通して、人とつながっていく。東京でそんな体験ができる場所があることをもっと多くの方に知ってもらいたい。
里山活動に参加してみたい人と、里山をつなぐのが私たちの役割です。

「里山へGO!」について | 東京の自然にタッチ 里山へGO!

里山へGO!とは、東京都環境公社が主催するイベント。東京都の里山を舞台に自然体験ができます。自然との触れ合いを通して様々な学びと出会えます。
今回は青梅の山が舞台。青梅以外でも様々な場所で開催されています。参加してみたい方は下のリンクをご参照くださいね。

里山へGO!

環境公社さん主催の「里山へGO!」。私達「ふれあいの森」はボランティア団体として協力しています。

その役割は安全管理。

参加する方の中には山に不慣れな方も多く、事故が起こらないように他の運営スタッフと協力して安全確保に努めます。

いつもより15分ほど早く集合して活動拠点へ移動。公社の方や里仁会の方々が集まっていたところに加わり、ミーティングに参加。役割を確認した後、参加者が到着するのを待ちます。

駅からの連絡を待ちます

やや遅れているようですね。無造作に置かれたこんなものを発見。

鹿メット?

何に使うのでしょう? ...と思ってたら

いつになくはしゃぐ前田事務長

間違えて撃たれないように気を付けてくださいね(笑)

やがて東青梅駅からバス2台が到着。参加者の皆さんがいらっしゃいました。開会式です。

山の話、自然環境の話、安全の話、いろいろとお話がありました。

その間、私達は後ろで待機です。

開会式中 後方から安全確認?

開会式が終わると、乗ってきたバス2台に分乗して入山口まで行きます。我々も同乗。里仁会の皆さんは一足先に現場に向かっています。

入山口につくと会場まで5班に分かれて移動。ふれあいの森が一人ずつ入って安全に注意しながら誘導していきます。

中間地点に到着。ひとまず休憩&記念撮影。

とりあえず「パシャリ」

その後、山の生き物や植物についてお話がありました。

その間に我々は道具の準備をして、話が終わったら班ごとに道具の配布。刃物ばかりなので、安全な使い方を説明することを忘れてはいけません。

唐鍬は刃を下にして持ちます

道具を配ったら、会場までさらに登ります。

徐々に道は険しくなり...

現地に到着。里仁会の皆さんが先回りしていて、間伐のデモンストレーションが始まりました。

「はい、もうちょっと下がってねー」

せーの!

スドーン

流石プロですね、狙ったところに豪快な音を立てて木が倒れました。

そして、お昼の時間。

会場は関東ふれあいのみちというハイキングコースの一部、「山草の道」のすぐそばです。デモンストレーションで倒した木を使って、途中の階段補修と休憩用のベンチの設置をするのが今日の目的。

道はこんな感じになっています。

会場近辺のふれあいの道の様子

左は針葉樹林、右は広葉樹林になっているのがわかりますか?

360°パノラマ写真

ちなみに、左は青梅市、右は奥多摩町です。右側はかなりの急斜面で人の手がほぼ入っていない状態なんです。左は林業が盛んだったころ植林した斜面。つまり、人工林。

一度人の手が入ってしまった以上、責任をもって世話をしていかなければならないんですね。

山は人々の共通の財産です。皆さんで守っていきましょう。

かんばん

会場から少し下るとこんな看板がありました。ハイカーたちが多数通過してましたね。

昼食後、階段の補修とベンチ作りが始まりました。

間伐木を使ってベンチの設置と階段の補修が完了。

皆さん力を合わせて大成功でした。

中間地点まで戻り、道具を回収して下山です。

片づけ方を説明しつつ...

拠点に戻ってからは、川の生き物たちの観察と間伐材での自由工作。

皆さん楽しんでいただけたでしょうか。

怪我人、体調不良者も出ることなく、鹿おじさん  もご満悦の里山へGO!でした。

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