2019.7.7 東京グリーンシップアクション with (株)三菱ケミカルホールデイングス

本年度2回目のグリーンシップアクションは、(株)三菱ケミカルホールディングスの皆様と一緒に行われました。

東京グリーンシップアクション with (株)三菱ケミカルホールデイングス

東京グリーンシップアクションとは

東京グリーンシップアクションについては、こちらの記事

で簡単に説明していますが、もう一度解説いたします。

東京都には、山地の森林、丘陵部の里山、市街地近郊の雑木林などいくつかの保全地域があります。

私たちが活動している青梅市上成木は、東京都に50エリアある保全地域の中で唯一の森林環境保全地域です。平成14年12月に保全地域に指定され、平成15年度からNPO等による運営の下、企業、行政が協力して自然環境保全活動に取り組んでいます。

東京グリーンシップアクションというのは、そのようにして、企業、NPO等及び東京都が連携して行う自然環境保全活動事業のことです。

東京グリーンシップアクション ー仕組みと役割ー

詳細はこちらをご覧ください。

募集要項はこちらからダウンロードできます。

東京グリーンシップ・アクション平成31年度募集要項(PDF:3,094KB)|東京都環境局

活動報告

開会式の一コマ

開会式です。ふれあいの森会長が話しているのは、山での安全な活動のこと。安全管理は何よりも最優先されるべきです。きっと、企業活動も同じことでしょう。

さてさて、早速活動。ですが、外は小雨です。

なんとなく小雨がわかりますか?

晴天ならば、関東ふれあいの道⑦(山草のみち 御嶽駅~棒ノ嶺~上日向)途中の階段整備を予定していたのですがあいにくの小雨模様のため、活動拠点近くでの竹林の間伐を行いました。

関東ふれあいの道は、一都六県をぐるりと一周する長距離自然歩道。 総延長は約1,800km にも及びます。東京都は7コースに分けていて、その一つが「山草のみち」。スミレの種類が多いことでも有名です。

青ラインが「山草のみち」

あまりの雨続きに作業道にキノコが生えています。

作業道のキノコ

現場に到着。込み入っているところを見つけて竹を倒していきます。この竹は6年物。

6年物の竹を切る

昨年間伐した竹を除けると、大きくなれなかったタケノコが出てきました。

大きくなれなかったタケノコ

竹林もきちんと整備しないと美しく育ってはくれないのでしょうね。

間伐した竹を持ち帰り、有効活用。

自作の麺つゆ用の器の面取り

竹を割って、そうめん流しの樋(とい)、麺つゆ用の器、竹の箸を作ります。そして、麺をゆでるための燃料として薪も割っていきます。

根本竹末(ねもとたけうら)ですね。

木の根本の方を「元口(もとくち)」、 先端の方を「末口(すえくち)」と呼ぶのですが、木は元口から、竹は末口から割るときれいに割れることを「根本竹末」と言うんですよ。

これも安全管理の一環

そうめん流しシステム一式完成! ぐつぐつと麺をゆでます。皆さんは後ろで待機。

そして、いよいよそうめん流しスタートです。

そうめん流し開始
間伐した竹で作った箸と器と樋
竹ジョッキで食べてます

自然に触れ、安全管理を学び、おなかもいっぱい。

小雨でも気分は晴れ晴れなグリーンシップアクションでした。

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